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★ 人は「最初」に強い印象を持つ 一度にたくさんの情報に接したとき、人は最初に受け取った情報に強い印象を持つものです。それが「初頭効果」と呼ばれるものです。 たとえば自己紹介の場面で自分の性格について語るとき、「私は明るく活発で前向きな性格です。でも、暗く落ち込むこともあります」というのと、「私は暗く落ち込むことがあります。でも、活発で前向きなところもあります」というのとでは、受け取られる印象が違います。 前者は「明るく活発」な性格の人、後者は「暗く落ち込みがち」な性格の人という印象をあたえかねません。 また、合コンのときなど、最初に自己紹介をした人の名前は覚えられやすく、後になるほど覚えられにくいということがあります。これも一種の「初頭効果」といえるでしょう。 この「初頭効果」を利用して、彼に積極的にアピールするなら、最初に何を話すかを意識し、自分の印象をよくする言葉を選びましょう。 そして、できれば「では、私から」と、自分がいちばん初めに話すのがよいでしょう。
★ 「最後」もベストタイミング 一度にたくさんの情報に接したとき、私たちは最新の情報を信頼する傾向があります。これは「親近効果」と呼ばれ、「初頭効果」とは逆の意味を持ちます。とはいえ、両者は決して矛盾するものではありません。 人は最初に手に入れた情報に強いインパクトを感じる一方、最後の情報も重視するのです。後から得た情報のほうが記憶に新しく印象に残るということもあります。 パーティ会場で、気になる人のアプローチをかける場合は、「パーティが始まった直後」か、「パーティが終わる直前」がベストのタイミングであるといえるでしょう。 もっとも、忘れてもらっては困る大事な話は最後にするのがいいかもしれません。 別れ話は「最後に」ということでしょうか。
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