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毎日電車で会うあの人、近所のコンビニの店員さん、テレビでよく見かける芸人・・・。彼らに、泣くとなく親近感がわくことってありませんか？ これを心理学では「単純接触効果」といいます。言葉どおり、繰り返し接触することで好感度が上がっていくという心理学的効果のことです。 単純接触効果は、図形や漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対しても起こります。私たちが毎日のように目にする広告の効果も、単純接触効果を最大限に利用したものでしょう。 CMでの露出が、TVや新聞、雑誌などで多いほど、単純接触効果によって、あまり知られていない商品をとてもよい商品だと信じたり、欲しくなったりすることがあるということです。 これはメールにもきっちりと応用できます。つまり、小まめにメールを送ることで、自分に対して親近感を持ってもらうことができるというわけです。 でも、理由もなく、毎日メールを送るのはちょっと勇気が必要ですね。だから、最初は決まった時間帯にメールを送るようにしましょう。 たとえば、相手の好きなテレビ番組が終ったタイミングで、毎回、その番組についてのメールを送る、といった具合です。そうして徐々に親しくなったら、何気ないあいさつメールを毎日送ってみましょう。 「こんばんは！ さっきのドラマ観た？ 面白かったよね・・・」 「公園の猫、今日、ついに1回なでることができました。 明日もチャレンジします」 まずは、メールしやすいタイミングを見計らうのが大切です。学生であれば、テストのあとや部活の大会後、社会人であれば、大きな仕事を成し遂げたあとなどに「お疲れさま」などとねぎらいのメールを送るといいでしょう。 「今日のプレゼン、お疲れさま！ 素晴らしかったですね！」 でも「単純接触効果」を利用するとき気をつけなければならないのは、「第一印象が悪いと、接触するたびに嫌悪感が増してしまう」ということです。 ですから、メールアドレスを交換するときは、笑顔で、第一印象対策を忘れないようにしましょう。 |
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