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しかし、ふたりが倦怠期を迎えていて、へたをすると彼があなたのもとから去るかもしれないと思う場合、ケンカや感情的な行動は逆効果です。 この場合、感情的な行動をとらないために、最も有効なのは、距離をおくことです。習い事をしたり、友達と遊んだり、バイトをするなどして、彼と一緒にいる時間を減らしましょう。 同居しているなら、別々に住むか、部屋を二つに分けて、ひとりの時間をつくることです。そして、冷静になれるまで彼と距離をおき、あなたが何をしたいかを紙に書きましょう。 紙に書くだけで決して彼には見せてはいけません。一週間して、その紙を見ても同じ考えなら行動に移してもいいかもしれませんが、たいていは書いたことはどうでもよくなっているはずです。
そして、冷静なときに改めて考えることです。あなたは、本当に彼に何をしてもらいたいのだろう。彼にどうなってもらいたいのだろう。 ★実は、あなたは感情の爆発には、日頃のフラストレーションが関わっているはずです。それは何なんでしょう? それが解決すれば、そんな感情は起きないはずです。それを探してみることです。 また、自分がせいぜいしたいがために行動するのはおすすめできません。「せいせいした」などは、一瞬の感情にすぎません。一瞬の感情のためにすべての関係を破壊するのは浅はかすぎます。この場合も感情的な行動は、関係を壊す方向に動くでしょう。もし分かれるにしても、優しく別れたいものです。
女性の中には気持ちを整理するために、相手に感情をぶつけてしまう人が多く見受けられます。 たとえば、まったく連絡が来なくなった彼や、まったくあなたの思い通りに動いてくれない彼に、「気持ちの区切りをつけたい」と思い、あえて、 「もう終わりにしましょう」 「あなたは私を愛していますか? 私はあなたの愛がわからなくなりました。愛していないのなら、別れましょう」 「あなたの浮気性は収まらないのですね。もうさよならです」 などと言ってしまうのです。 ★こんなとき、「もう終わりにしましょう」と女性からわざわざ言う必要はないのです。 もし彼を思い通りにしたいのなら、彼には何も言う必要はありません。 彼が不安になり、「僕たちは、もう終わりなのかな?」と聞いてきたら、タイミングを見計らって、あなたの気持ちを冷静に伝えればいいのです。彼はそれで変わる可能性があります。もしそれでも彼が変わらなかったら、彼のことは忘れて、そのままあなたは彼の前から消えていなくなればいいのです。 あなたにはほかの好きな人ができてからなら、「気持ちに整理をつける言葉」を言ってもかまわないでしょう。 ★ですが、まだ彼に少しでも未練があるなら、相手に「もう終わりにしましょう」と今あえて言う必要はありません。あなたが彼を完全に忘れてしまった頃に、彼があなたを思い出すときがあるからです。 |
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