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突然に彼と完全に連絡を絶って一ヶ月がたった。人によっては一週間から長くても一ヵ月半ぐらいでしょう。そして、ようやく彼からメールが来た。 「最近どうしてるの?」 まず来るのは、このような何でもないメールでしょう。何度も注意しますが、彼からメールが来るまで絶対に自分からメールをしてはいけません。一度でもメールをしたら、この方法は無意味になります。例外はありません。 さて、メールが来ることを期待していなかったあなたは、彼からのメールに驚くかもしれませんが、この彼からの第一通めのメールにも返信してはダメです。 この「最近どうしてるの?」というメールは、彼の心に生まれた不安からくる「いつもの距離にいるよね?」という確認のメールであり、今あなたがメールを返すと、彼は安心し、元の木阿弥に戻ってしまうからです。二通めのメールが来るまで何も返信せずに待とう。それまでに数日たってもかまわない。 すると、「大丈夫? 心配だよ」というような内容のメールが次に来るでしょう。そうしたら、そのメールが来て24時間以上だったから「元気だよ」とだけ返す。 この時点で、彼の心がようやく不安で満ちることになるでしょう。それまで自分の手の中にあり、自分の所有物だと思っていたあなたが今、自分の前から消えようとしているかもしれないからです。
不安に満ちた彼は、あなたにいろいろなメールを送ったり、電話をしたりするでしょう。まず、電話には絶対に出ないことです。ストーカーのように何十回もかかってくるかもしれませんが無視する。 「もう僕たちは終わりなんだね。さようなら」と別れを告げるメールがくるかもしれない。「電話とかメールとか迷惑なの? もうこちらからは連絡しません。さようなら」と言うかもしれない。「無視するな! 失礼だろ!」と怒るかもしれない。 それでも彼からの電話には一切出てはいけません。どんな怒りのメールも電話も無視する。「今から家に行くぞ!」と言われたら、「ごめん、今は会いたくないです」とだけ返す。それに対して、さらにたくさんのメールや電話が来るかもしれませんが、それも無視することです。 今、彼は感情にあやつられ、言葉で何とかあなたを動かそうとしているのです。彼は、あなたの理不尽な行動に対して怒りに支配され、また、あなたの離れていく行動によって不安に支配されています。そして、今まであなたのことを忘れていた彼は、あなたのことで頭がいっぱいになっています。 それでもあなたは電話に出ず、メールの返信は極端に減らす。目安としては、2〜3日に一通、文字数は30文字以内、内容は極めて事務的にし、自分の感情を込めず、相手への攻撃や気遣いも文面に入れない。 ★つまりあなたは「もう何もかも疲れた。あなたへの興味を完全に失った。電話に出る気もしなければ、メールを返す気もしない。 今は精神的に限界なので、あなたとは関わりたくない。別れても別にかまわない」という役を演じるのです。 あなたにとって、この時期が一番辛いでしょうが、一番の頑張りどきです。 |
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