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不倫を楽しみたい男性は、相手の女性が理不尽な愛を受けて入れていることに感謝し、同時にその立場を貫いて欲しいと願っています。そして、その罪悪感をできるだけ感じたくないと思っているのです。 だから、既婚男性は独身男性に比べ、恋人にとても優しく寛大なのです。不倫している女性の多くは、これを魅力の一つと感じています。 しかし、この優しさは自分の罪悪感をごまかすために無理に作られた優しさであるため、不安定です。 女性が彼の求める関係や距離感を受け入れない場合、男性は怒りを感じます。「これほどオレが優しくしてやっているのに、これ以上、何が欲しいんだ!」と感じるのです。 もっとも彼らは、その女性が実際に何がほしいのかを知っているのですが、それを見たくないので見ないようにしています。
不倫をしている男性は、自分の罪悪感をやわらげるため、二人の関係の行方は、すべて相手が決めているというスタンスをとる場合が多いです。 だから男性は時々、女性が自分と別れたがっていないということを確認するために、「オレと一緒にいるとお前は不幸になる」「別れるかどうかは、お前が決めてくれ」などと言うのです。 これを聞いた女性の多くは、自分が飽きられた、あるいは捨てられると受け止め、この男性の言葉を否定し、より男性に愛されるようと努力します。 男性は女性の「別れたくない。あなたを愛しているの」「何でそんなに悲しいことを言うの? 私は今のままでも十分幸せだよ」「ごめん、私、何か悪いこと言った?」などの言葉を聞き、自分の罪悪感を軽減します。 ★不倫は相手が自分を好きだからしていることで、自分には罪がないと考えたいのです。
このように、男性はどんどん自分に都合のよい理屈をつけ、罪悪感を感じないようになっていき、最終的には彼の心は次のような大義名分をつくっているのです。 ・ 女が自分を愛して別れたがっていないから、自分はこの女とつき合っている、相手が別れたいなら別れればよい→だから、自分に責任はない ・ 自分はこの女に最大限優しくし、喜びや楽しさを与えている→やれることはすべてやっている。だから責められる言われはない ・ この女は女性がいなければ多分ダメなのだろう→だから自分は女を助けているのだ このように、罪悪感を否定するための非常にもっともらしい理屈ができあがることにより、彼の心は安定し、安心してあなたとの時間を楽しめます。しかし、彼が罪悪感やストレスを少しでも感じると、また正当化しようとするでしょう。 ★自己防衛本能が、自分の罪悪感に目をつぶらせ、大義名分をつくるのです。そしてそれに反する相手を強く責めます。自分が正しいということを無理に信じようとしている心理から、そのような行動になるのです。 しかし、自己防衛に必死になっている男性が女性を愛せるはずがないのも事実であります。 |
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