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たとえば、あなたが今誰かに恋をしているなら、あるいはあなたが今とても傷ついているなら、「こんな男性を選べば幸せになれる」と言われたところで、ほとんど意味がないでしょう。 頭でわかっていても、感情がほかの選択肢を消してしまうからです。 たとえば、ルックスを重視する女性は、よっぽど痛い思いをしない限り、ブサイクな男性を好きになることは不可能でしょう。人によってはブサイクな男を見て、「気持ち悪い」とすら感じるでしょう。まして性の対象になることなどあり得ないはずです。 ★だから、人生の選択は「理性」ではなく、「感情」がしているのだと、あなたは思い知るのです。 したがって、運命を変えるカギが自分の中にあるにもかかわらず、ほとんどの人は運命を変えることができません。
人間は成長の過程で自分の選択のスタイルや考えを、固めていきます。 ★あなたの選択のスタイルは、これまでの経験や世界観が作り出した「サバイバルスキル」そのものです。 生き物の根本としてある「サバイバルスキル」と直結しているから、ここまで強く感情で縛られているのです。 そういうわけで重要な選択は常に感情が行っています。重要な選択になればなるほど、感情があなたを支配します。好き、嫌い、気持ち悪い、かっこいい、惹かれる、逃げ出したい、うっとうしい、合わない、間違っている、よい、悪いなど。 「私は物事を感情ではなく論理で決めている」と信じている人は「論理的に決める」という選択のスタイルを持っているにすぎません。また、何を選択するかには目的が必要であり、何を目的にするかを明確にしなければ、論理は成り立ちません。その「最終的な目的」の決定に論理は存在しません。 だから、論理的な選択をしたつもりで不幸になる人は、世の中にたくさんいます。 人にはまず、「根本的な欲望」があります。これは人間すべてに共通しています。それが「感情」を沸き立たせます。そして、その感情の意味を解釈し、満たすための「選択のスタイル」を意識的にあるいは無意識的に持っています。これは個人が持つ「サバイバルスキル」に依存します。 これらが合わさって人生の選択を決めているということになります。そうやって進化していく中で、人類は生き残ってきたのです。 |
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