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昼休みにその課長に、 「お願いがあるんですが・・・」 「どんなこと?」 「実は、好きな人ができちゃったんですが、今度、アプローチの方法を教えてください」 この方法は、女性社員が大胆にも好きな課長に接近した方法ですが、こう頼まれて、この上司が彼女の話を聞くと、その好きな人が自分だった、というので大いに驚いたということです。 しかし、酔った勢いで言ったのとは違い、真っ昼間から「お願いがあります」と、まじめに迫ったのですから、課長は親切に聞かざるを得ません。おもしろいことに、男はこの種の相談を女性から受けると、意外に親身になるものです。 一つには、その種の話を聞くのが楽しみなのですが、それだけ好き者がそろっているのでしょう。とはいえ、好きな相手が自分だ、となれば課長もタジタジで、一応断るのが筋でしょうが、それではいかにも惜しい。 では結局どうなったかというと、彼女は一種の愛人の立場になり、課長の離婚を待っているということです。 この状況が彼女にとって幸せかどうかは分かりませんが、一つの生き方であることはたしかです。好きな男ができたとき、それが年上で、地位のある男の場合だったら、彼女のように一直線に突き進むのもいいかもしれません。
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