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行為のあとに飲む一杯の水。それも口移しで飲んだり飲ませたりする醍醐味を忘れてはいけません。
昔は、妻が枕元に水を運んでくる晩は、「愛してね」というサインだったようです。夫はその盆をもってくる妻の寝間着姿を見ただけで、元気が出るほどで、最高のお色気姿だったのです。 ベッドインを盛り上げるアルコールも水分で、飲めない女性でも、そのときはほんの少しでも飲むことで、ほんのりした色気を漂わせなければなりません。 このとき、香水が真価を発揮するのです。酔うほどに香水のほのかな香りがセクシーな雰囲気を盛り上げるのであって、喫茶店やレストランで、香水の匂いをプンプンさせるものではありません。 せっかくのおいしい料理は匂いも重要で、肉や魚の香ばしく焼ける匂いから、海苔やお新香、あるいは煎茶の香りまで、どれにも独特の味と香りがあるはずなのに、強い香水をつけた女性と一緒だと、気持ち悪くなることがあります。 あなたは、そんなことはないと思いますが、香水は寝室でこそ効果を発揮するものなのです。 フランスの英雄ナポレオンの夫人、ジョセフィーヌは、自分の寝室の壁の色彩まで自ら指揮して、セクシーにしたと伝えられます。 同時に香水も自分用に配合していたので、ナポレオンは夢うつつでも、夫人がベッドに近づいてくると、「おお、ジョセフィーヌ」と叫んだとか。 フランス女性は「香水とワイン、チーズを寝室に用意する」という話もありますが、いかにその一晩を楽しもうとするか、よくわかるエピソードです。 この水に関連して、ベッドインのあと、夏冬関係なく、熱いおしぼりで男の体を拭いてやると、男は驚くほど感激するでしょう。それだけで、遊びと思っていたのを、急遽、真剣なつき合いに変えたという男もいるほどで、男は「そういうサービスをする女」を妻にしたいと望んでいるのです。 なかでも元気のなくなった男の一物を熱いおしぼりで包んでやると、生き返ったように元気になることもあり、 「えーっ、一回でダメなの? だらしないのね」 という女性と比べたら、雲泥の差です。 顔がどんなにきれいでも、最初から最後まで、男がサービスしなければならないような女性は、結局、誰からも捨てられていくのです。 女は心だ、と男がいうのは、こういう心遣いを指すことも知っておきましょう。 |
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