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ある女性が言うには、部屋に男から電話があると、「ちょっと待って!」と男を待たせると、男は必ず、「なにしてんだい?」と聞くそうです。そのとき、つき合う男の度合いによって、「お風呂に入るところだったのよ」とか、「ご想像におまかせ」など、思わせぶりな答え方をして楽しんでいるようです。 こういわれと、男はいやらしい想像をしてしまい、ついムラムラとしてしまうのです。ところが、「ちょっと待って、お魚が焦げちゃうわ」というようでは、色気も魅力もありません。
このちょっとした答え方で、男は女に対する態度を大きく変えてしまうのです。 たとえば、男は、「いま脚の爪を切ってたの。私の足の指って可愛いのよ。今度キスさせてあげようか?」といわれると、きっと舞い上がってしまうでしょう。 つまり電話とは、単におしゃべりをするものではなく、男に唾をゴクリと飲ませるような、少しみだらな想像を沸き起こさせる道具なのです。 この種の会話は、女性から甘えて、「ねえ、今度飲みに連れてって」とねだるより、はるかに効果的であることがわかるでしょう。 女は「飲みに連れてって」と甘えれば、男は鼻の下を伸ばして承知するに決まっていると、たかをくくっているかもしれませんが、男は承知しながらも、「この女は甘えるばかりで、お返しがない」と、心の中では相手にしていません。 その点、まったく甘えたり、ねだらないのに、こちらから誘いたくなってしまう女性には、とことんサービスしたくなってしまうのです。 なぜなら、男をムラムラさせていることは、彼女にもその気があることを示しているからです。 たとえば座っているとき、なにげなく男の膝に手を置いて、その手をズボンのジッパーに向かってさすってみましょう。ホステスはこの技術を最初に教えられようです。 男ができない、恋人がいない、と嘆く女性は、こういった誘惑の手段を知らないか、自分からしようとしないか、のどちらかです。 サービスには、したほうがいいものと、しなくてもいい種類があります。共働きの場合、毎晩食事の用意ができなくても、それは当然でしょう。そのサービスは必要ありません。 しかし、二人が楽しむベッドインにおいては、男をできるだけ興奮させたほうが、その後の行為が甘く激しく、刺激的になることは目に見えています。 そしてそのトクは女性が得るものだけに、徹底的にサービスしたほうがいいではありませんか。 そんなところにフェミニズムを出したって、しようがありません。 |
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