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それこそ、紅茶を飲みながら、黙って手を出せば、「手相を見て」というボディランゲージであることを、彼は理解するでしょう。 手を出すあなたも、それを見る男性も、それだけで、心が通じ合うものがあるはずです。なぜなら、手にはその人のすべてが出ています。 手のすじは一人ひとり、まったく違っており、いわば個人の人生図を表わしています。もしあなたが、この男性に手を握って欲しい、と思ったなら、迷わず「手相を見ていただける?」と、差し出しましょう。 これは一種のテストです。
「手相は見られない」といって断るような男性は、あなたに気がない、と考えて差し支えありません。 たとえ手相を見られようが、見られなかろうが、女性が手を出しているのですから、好意をもっていれば、手を握るのが礼儀です。 それを断ったわけですから、基本的に興味がない、と白状したようなものです。本気であなたに好意を抱いているなら、 「手相はわからないけど、温かい手だなあ」 などと、手を握るでしょう。そこから、話しがはずみ出すこともあるのです。 反対に話など出ないまま、手を握ってじっとしているかもしれません。 そうなったら、二人の間に温かい血が通ったようなもので、手を差し出しただけで、男心をつかまえてしまったのです。 手相ではありませんが、最後の別れ際に、握手をすることもできます。このとき、言葉で「うれしかった」というより、しっかり彼の手を握ったほうが、心が通うことがあります。 「目は口ほどに物を言い」という言葉がありますが、これは「目だけ」をいっているのではなく、手を握りながら、じっと彼の目を見るから、心が伝わるのです。 このときの手の握り方は「強く、長く」です。強いだけでも、長いだけでも、うまくいきません。しっかり長く握ると、汗ばんできます。それが愛情となって、目から目への伝達となるのです。 手の使い方は、恋愛を成就するうえで、もっとも大事な手段です。それこそ一本一本の指の使い方がボディランゲージになるほどですが、手相や握手は、いわば彼に心を預けて「好きにして!」という気持ちの表わし方です。 新しい彼には、ぜひ試してみたい方法です。 |
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