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ことに結婚前の男は、好きな女性のキスをよろこびます。それを一種のごほうび、と思うからです。
ここが大事な点ですが、女性からのキスは、できるだけ短いことです。ここで男女の間でもっとも大切なことは、常に女性は「お返しの立場」に立っているという点です。 ベッドインにしても、彼がキスをしてくれたので、そのお返し、お礼として女性がキスをする、というのが最高です。それはなぜでしょうか? 男性からすると、しつこいと思うからです。本当は、女性から先にキスされるのはうれしいのですが、それだと、あとあと面倒くさくなるのです。ここが実に複雑なのですが、キスにせよ、ベッドインにしろ、女性に優先権をもたれたくないのです。
それは「自分がしたいときにする」ことが、どんな男にも大原則だからです。もちろん、知り合ってしばらくの間は、女性からベタベタ近寄ってくるのは大歓迎です。新鮮な女性が自分に夢中になっている姿を見るのは、大きな歓びです。 ところがそれは、ほんのわずかな間であって、慣れてしまうと、男の一物が役に立たなくなるのです。このときベタベタされると、とたんにわずらわしくなるのです。 おそらく、この経験をした女性は、相当多いと思います。なかには「もう嫌われた」とか「ほかに女ができたのでは?」と、むしろ必死になって、かじりついていく女性も多いはずです。 それはまったく逆効果で、常に彼の欲望に合わせて、お返しをしていくボデイランゲージが望ましいのです。 キスにしても「ありがとう」「うれしかった」「感激した」といった意味で、チュッとすればいいのです。 それに対して彼が、あなたを離さなければ、そのとき初めて、ディープキスに移りましょう、それは「おれを興奮させろ」という欲望の表れであり、あなたはその熱意に応えなければなりません。 男心をとらえるキスとは、最初から女性が息をはずませたディープなものではないのです。それをつづけていけば、間違いなく、彼はすぐあきるでしょう。 たしかにねっとりしたキスの上手な女性は、男を燃え上がらせます。 しかしそのキスを、毎回されていたら、男は逃げ出したくなることも事実です。たかがキスですが、とても大切なキスなのです。 |
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