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この二人の「好きのレベル」が崩れたときに、微妙な優劣関係が生じ、より愛される側は優位に立ち、愛する側は劣位に置かれてしまい、結果的に劣位の者が優位の者の言いなりになってしまうのです。 この状態が継続すると、主従関係が成り立ち、愛される側はわがまま放題に振る舞うようになり、愛する側は、惚れた弱みから相手の勝手な要望に応えざるを得ません。
このような主従関係をお互いが納得して恋愛を楽しんでいるのであれば、他人がとやかく言う筋合いはないのですが、通常の人間関係であれば、一方的に従わされる側の不満はつのります。相手の身勝手さに振り回されるばかりでは、屈辱感は増すばかりです。 それでも、このまま恋愛関係を維持していくためにはしかたがないことだ、とあきらめてしまうようでは、健全な恋愛関係とはいえません。問題は、相手の身勝手さを容認していることと、そんな自分を卑屈に感じていることです。 ★恋愛の主従関係で、自分が従属的になっていると感じたときは、相手に従属関係を続けていると、姿勢も考え方も卑屈になり、自信のなさが顔の表情だけでなく、体全体にも表れます。 背中を丸まって猫背のようになり、相手の顔色をうかがい、上目づかいに人を見るようになり、これではあなたの魅力も半減します。このような状況を打開するには、何らかのきっかけが必要です。
これには、姿勢を正すことが第一で、そのためには毅然とした態度を取ることです。 単純すぎるようですが、姿勢の良し悪しは、体全体の印象を一変させることで、自信や落ち着きを周囲に感じさせるようになるし、女性の品格や有能さなども印象づけることもできるのです。 目標とするなら、多くの人の前をさっそうと歩くファッションモデルのように振る舞うことです。彼女たちが美しく見えるのは、容姿やスタイルだけの美しさではなく、背筋をピンと伸ばし、まっすぐに前を見て、よどみなく歩くテクニックを持っているからです。 背中を伸ばして姿勢を正すと、心まで開放的になり、周囲からも自信に溢れている印象を与えます。その心地良い視線が、さらに自信を持たせてくれるのです。 いままでに、対等な恋愛ができない、相手に気を使ってばかりで楽しくないと感じたことがあるなら、それは姿勢に問題があったのでしょう。 ただ、この姿勢を正すためには、心の姿勢もしっかり正す必要があり、相手に対して毅然とした気持ちで望むことです。心と体は一心同体ですから。 |
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