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恋人なんだから、「自分の気持ちは理解してくれているはず」などと思って、自分の思いを伝える努力をしなくなると、人間というのは、いつのまにか、心が離れ行くものです。 つまり、相手の気持ちを自分の都合のいいように解釈するために起こるわけです。 ですから、彼にわかってほしい思うことがあるのなら、「自分の思い」を語ればいいのです。
たとえば、彼とデートの約束をしていたのに、大きなプロジェクトの打ち合わせのため急に上司に頼まれて残業を引き受けてしまった場合、彼との約束は断らなくてはなりません。あなたなら恋人にどのように伝えますか。 「上司から急に残業を頼まれたのよ。ごめん。今日は行けそうにないわ!」とか、「自分がやらないと人には任せられない大事な仕事なの!」などと伝えただけでは、彼は納得しないでしょう。 「今日はあなたとのデートの約束を楽しみにしてプレゼントまで用意していたのに、急に残業が入ってしまって残念だわ。でも、このプロジェクトは自分が言い出してやっと動き出したので、人には代わってもらうことはできないの。ごめんね。次は必ずこの埋め合わせはするわ」と、自分の切なる思いを添えて伝えると、ほとんどの相手は納得してくれるはずです。 状況や事実を語るのではなく、デートは自分が一番楽しみにしていた、ということを熱く伝えるのです。 あなたが、彼を両親に合わせたいのに、なかなか会おうとしないような場合には、この手法は効果を発揮します。 「うちの両親があなたに会いたがっているのよ。今度の休みに来てちょうだい」 「まだ、行くのは早いだろう。もう少し待てよ。時期がくればそのうちに行くよ」 「そのうちって、いつなのよ。私も両親を安心させたいのよ」 これでは、彼の説得は難しいでしょう。自分の都合を押しつければ、相手も必ず自分の都合を押しつけてくるものです。 「私は交際が始まったときから結婚相手はあなたしかいないと思っていたわ。あなたは、どう思っていたの?」 「僕も、キミと結婚してもいいかなと思っていたよ」 「じゃあ、両親に会ってほしいわ。あなたのことを一番大切な人だと紹介したいの」 恋人のこんな熱い気持ちを聞かされて、心の動かないパートナーはいないでしょう。熱い気持ちを伝えれば、相手も熱い返事を返してくれるものです。 |
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