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そして、相手がよほど嫌いな人であれば、即座に「ノー」と返事をすることもあるでしょうが、そうでなかったら、できるだけ相手を傷つけないような意識が働きます。とくに相手が真剣であればあるほど思ってしまうものです。 その結果、つい「キミの気持ちはうれしい。突然のことで心が整理できないけど、友達としてなら・・・」などと、口からでてしまいます。 告白した側としては、「ノー」ではなかったので、今後は、強気の行動で誘い、告白した人のペースで進むでしょう。 しかし、告白された人にとっては、曖昧な気持ちのままスタートしたので、すっきりせず、後悔の念を引きずることになります。 なかには、友だち関係で交際が進展するうちに、お互いの相性もわかりあえて、そのまま恋愛に発展することもあるでしょうが、これなどは例外中の例外でしょう。 多くの場合、時が過ぎるとともに迷いや不安は膨らんで、我慢を重ねたあげく、不本意な恋愛ごっこに時間を費やすことになり、結果的に、退屈な恋愛に身を投じることになります。
思いがけない人から、告白されたとき、一番気をつけなければいけないのが、その場で結論を出さず、即答しないことです。 相手に真剣さを感じれば感じるほど、相手のことを思って、つい「イエス」と言いかねないからです。あるいは、うれしさで気持ちも高ぶっているため、気持ちにもないことを口走る可能性もあります。これは避けなくてはなりません。 まずは、これまで想像もしていなかった人から告白されたのなら、即答しないのが基本です。つまり、時間を稼いで頭を冷やすのです。
「あとでこちらから連絡します」と返事を先延ばしにして、相手を分析し、自分の気持ちを整理する時間を確保することです。
「イエス」と即答してしまわないためにも、とりあえず会話を中断し、何か理由をつけてその場を離れるのがいいでしょう。相手のペースに乗せられて、その場に長居することだけは避けるようにしたい。そして、気持ちを落ち着かせてから、「突然のことで、いま、この場で答えることはできない」と穏やかに告げるのです。 あなたには、答えを出す前に考える権利があります。相手と自分の心理を分析するためには、時間を稼ぐ必要があるのです。 |
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