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「どう、今夜、一緒に飲みに行かないか?」と声をかけると、「うれしい! いくいく」と歓声を上げるような女性では、男は満足できないのです。
狩りに行ってもそうです。森や沼を泥だらけになって獲物を追いかけるからこそ、一羽の鳥や一頭のイノシシが貴重なのです。向こうから近寄ってくるような動物だったら、狩猟はなんの面白みもなくなってしまうでしょう。 女性には知的で愛らしいところが必要ですが、同時にチョッピリいじわるな面がなければ夢中にさせることはできません。 「キミの携帯電話の番号教えてくれない?」 「携帯はもってないの」 「ウソつけ!」 「男の人の声でかかると、自動的に留守電になっちゃうのよ」 こういう手ごわさがあるからこそ男はかえって本気になるのです。 その点、恋愛下手な女性ほどこの駆け引きが苦手です。しかし、できれば若いうちから駆け引きを覚えていかないと、年齢が高くなるにつれてできなくなります。 なぜなら、恋の上位者だからこそ、いじわるしたり、ジラしたりできるわけで、若ければそれだけ遊ぶことができるのです。
はじめて会った男には、できるだけいじわるな質問をねちっこくしてみましょう。 「ねえ、いつもどうやってオンナを口説くの?」 この一言は、男をたいへん困らせます。 「いつもって、口説いたことなんかないよ」と答える男もいるでしょうし、「最初からホテルに連れ込んじゃうのさ」と悪ぶる男もいるでしょう。 こういうセクシーな会話の楽しさこそ男と女の出会いであって、なにも仕事や趣味の話をするだけが能ではありません。 一般に恋愛というと、男女ともどうしてもよい面を相手に見せようとするあまり、重苦しくなりがちです。しかし、そんな出会いは昔のスタイルで、いまは軽いノリの軽妙な駆け引きがあってもいいのです。 どちらかといえば誘いのスキを見せたり悪者ぶったり、ときに知的な一面をキラリと示せば、あとは楽しく遊ぶほうが互いに好意を倍増させられるのです。 ある女性は男と食事の際、いかにもエッチな想像をさせるように、フォークで料理を突き刺し、口を大きく開けてほおばるのですが、たったそれだけで食事が楽しくなってしまいます。 これに目を閉じて「おいしい!」とでもつぶやかれたら男はすっかりその気になってしまうでしょう。そんな駆け引きでも、女性側が楽しむつもりになるべきです。 |
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