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男でも暗い目つきになったり頬がげっそりこけたりしてくると、つき合っている女性がマイナスに作用していることが読み取れるもので、ともかくデートを終えて、精神的に疲れたなあ、と思うような恋はすべきではありません。
たぶん、こういう人は、「恋を恋する」ことからスタートしたに違いありません。つね日ごろから恋がしたい、誰かいい人が出てこないかしら、とあこがれていると、突然、目の前に現れた異性に無理をして恋をしてしまうのです。 最初は愛情と錯覚したり、笑顔を好意的に受けとめることで、知らず知らずのうちに深入りしてしまうのです。とくに女性は「相手探し」という心が強く、男にとっては遊び相手ぐらいの軽い気持ちにもかかわらず、特定の恋人と思ってしまうのです。 「これは恋ではない」と信じたとしても、気がついたときには別れることができない状態になってしまっているのです。
いい恋愛とは、体と精神面のどちらが先であってもかまいませんが、与える歓びがあるかどうかにあります。 女性は与えられる愛に歓びを感じるものですが、それでは男と女は別々の夢を見ていることになり、わからなくなってしまいます。 「同床異夢」という言葉がありますが、男と女は同じベッドで寝ていても違った夢を見ているものなのです。女性は男に体を求められると、間違いなく自分が愛されていると思いますが、男は、別の女にこのテクニックを使ったら歓ぶだろうか、と実験台にしていることだってあり得るのです。 「よかったかい?」 「スゴくよかった」 これで男はシメシメと思うのですが、まさか脇に寝ている男がそんなことを考えているとは、女性はこれっぽっちも思わないでしょう。 これは極端な例ですが、だからこそ与える愛が女性にとって必要になってくるのです。こうすることで、男の本性が浮かび上がることがあるのです。 こんな話があります。 ときどき彼が彼女の部屋にやってきて、楽しいひと時を過ごすそうですが、彼は「自分の部屋が汚いので、キミの部屋で過ごしたい」と、いつも言っていたようです。 でも、「一度ぐらい部屋を掃除しに行きたい」と言うと、その必要はないとの返事です。 そして、彼女はやっと気がついたそうです。 もう一人の女性が掃除をしていたのだと。 愛は一方的ではなく、とくに女性は「愛する」という積極的な姿勢をとるほうが、賢い恋愛を得ることができるし、男の本性もわかるようです。 |
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