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これらは、ファッションメーカーとエステが、お互いに手を組んで、女性の美意識を変えたのではないかと思うときがあります。 なぜなら、ファッションメーカーが、シェイプ・アップされたボディにしか着こなせない流行のブランド服を打ち出し、どうしてもその服を着たい女性が、月に数十万円もかかるエステに走るなんていうことが珍しくないからです。 一時は、痩せてさえすればそれでいいというコンセプトが日本中に蔓延し、「どうせなら、病気じゃないの? 大丈夫? と聞かれるくらいに痩せてみたい」と真面目な顔でいう女性まで現われたほどです。
しかし、この点において、女と男のあいだには大きなミゾがあるといわざるを得ません。 女性が「あたしは、スリムで素敵でしょ」みたいな顔をしても、男としては、ベッドのなかでの体感を想像して、「ちょっと細すぎて好みじゃないな」なんて思ったりしているものです。 ★ここに、「シェイプ・アップ命」みたいな女性たちに、ぜひとも知っておいて損をしないデータがあります。 それは、世界中の男が共通して求める「女体の黄金比」に関する数値です。 遺伝子学の統計によれば、その黄金比は「ヒップ1にたいしてウェスト0.7」だといいます。古今東西、男たちは、この体型に健康と繁殖の印を見出しているのです。 ★ヒップ1にたいしてウェスト0.7ということは、ヒップ95センチにたいしてウェスト66.5センチ。このサイズは、ブランド服の標準サイズを大きく上回っています。 直木賞作家の篠田節子氏は、新聞コラムで「踊るマハラジャ」に主演したニーナの魅力を取り上げ、「あの丸みを帯びた豊かなウェストは、ほんとうに素晴らしい。日本の女性は、どうして、あの魅力がわからないのか」といった一文を書いています。 また、かつてカンヌ映画祭でグランプリを受賞した「パルプ・フィクション」では、ブルース・ウィルス演じるはぐれヤクザの恋人がこんなセリフを吐いています。 「わたしのおなかって、ぺしゃんこ。わたしは、もっと丸みをおびたステキなおなかになりたい」と。 ★このように、日本以外の世界では、女性自身が男の理想とする「女体の黄金比」を本能的に十分意識しているのです。 ですから、日本のヤセ願望の強い女性も、無理なダイエットは即刻やめて、ヒップ1にたいして0.7の健全なウェストをつくってはどうでしょう。 |
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