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★このいわば「おあずけ効果」は、女のための恋愛術にも十分に応用できるものです。
たとえば、男は、はじめてのデートでも、「今日決める可能性は40%」くらいの期待感を抱いて出かけるものです。 もちろん、女性としては初デートでキメさせてはならないわけですが、そこで駆け引きのポイントになるのが、どこで、「おあずけ」を食わせるかです。 たとえば日曜日のデートが、午後3時に上映される映画から始まったとしよう。今日キメてやるぞ、と思っている男は、次のような、五つのプロセスを想定しているはずです。 ★ 映画終了⇒午後5時 ★ 街を散歩⇒午後6時まで ★ ディナー⇒午後8時まで ★ カウンター・バー⇒午後11時まで ★ ホテル⇒朝まで
ディナー終了時は、まだ午後8時。この時間に街のまんなかに放り出された男は、消化不良のあまり、一人でキャバクラに向かう可能性が大きい。ひそかに計画を抱いていて、それなりの金も持ってきているから、ヤケクソになってキャバクラに朝まで居座りかねません。 そこで、キャバクラ嬢と意気投合でもしてしまえば、その日のうちに、あなたへの印象は薄れてしまいます。つまり、元も子もなくなるわけです。やはり、カウンター・バーまで進み、そこで2時間はつき合いたいところです。 バーのカウンターに二人で並ぶのは、それなりにイイ感じのシチュエーションになります。モテないオジサンのなかには、もう、それだけで達成感を覚えてしまう人もいるくらいです。 そして、バーまでつき合ったら、サヨナラするのです。 午後11時でカットというのは、男にとって、40%満足・60%不満足くらいの心理状態になります。しかし、もともと「今日キメる可能性40%」で臨んでいるから、シラけや怒りを感じるほどの不満は残りません。 この時間に、「ごめんね、今日は帰るね」といえば、ほどよく、男の中に「プラス方向のストレス」が残されます。それが「おあずけ効果」を生むのです。 ちなみに、「どうしても、今日ホテルへ行かなければダメだ」と食い下がる男は、そのまま振り切って、それっきりにしたほうが得策です。なぜなら、そこまで執拗に食い下がるのは、男自身が「次はない」と心に決めている証拠だからです。 |
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