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男が自発的に女性を口説いているように見えますが、本当は、女性の微妙な仕草や言動によって口説きたくなるように、誘導されているのです。
心理学者のウォルシュとヒューイットは、その隠れた真実を照明するために、次のようなシンプルな心理実験を行っています。 バーのカウンターにサクラの美女を一人で座らせて、入店してくる男性客たちに向かって、いくつかの微妙な態度を取らせたのです。 @ ソッポを向く A 軽く視線を合わせる B 何度か視線を合わせる C 視線が合ったときに微笑を浮かべる その結果、美女の誘惑度が増すごとに、初対面の男性客が誘いの言葉をかけてくる確率が、段階的にアップしていくことが証明されました。 これは、当たり前のようでいて、それほど当たり前の結果ではないのです。 この場合、ふつうに予想されるのは、たった一人でカウンターにいる美女を、男たちがもともと放っておくはずがないと思われるかもしれませんが、この実験では、美女のほうから、なんらかのサインがないと、男が自らアプローチすることはない、ということが分かったのです。
★男の下半身に人格はないといわれていますが、それでも、美女からのサインがないとアクションを起こすことはないということです。 「男は、みんなオオカミ」、と女性は言いますが、みずからオオカミに食べられるヒツジになるつもりがなければ、恋が生まれないのも事実です。 それでは、視線と微笑によって招きよせた男を完全にゲットするには、どうしたらいいのでしょう。 そこから先は、ちょっと高度な駆け引きが必要になります。 たとえば、あるスナックのママは、自分を憎からず思っている客のために、あるとき、早めに閉店して、二人きりになるというと特上のサービスを行った。まさに男冥利に尽きると思った男は、すぐさま口説きにかかったが、「今日はダメよ」と釘を刺さされてしまった。 うなだれた男を見て、ママが「あたしと寝たい?」とうっすらと微笑みながら妖しい誘惑をかけた。男が「いつならいいの?」とおそるおそる聞くと、「近いうちにヒマを作るわ」と言ったため、男は心の中で万歳したはずです。 こうして、ママと寝たいと思っていただけの男は、この瞬間にママにゾッコンになり、以後、連日連夜、この店に通う上客になったのです。 |
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